2022年5月16日

茶話会レポート

 参加者:保護者1名・アドバイザー含むここなぷスタッフ

❁茶話会の様子

茶話会を開催している『親子の家』に通っているお子さんのお母さんが参加してくれました。 約2年前に地元を離れ、釧路に転勤。当時まだ乳児だった兄弟を抱えての引っ越しは大変だったと思います。その中で『相談を繋げ、お子さんの居場所と自分の時間の確保ができてきた』というお話を聞かせてくれました。今回は参加者の方の体験談をご紹介したいと思います。

♦親子の家はこういうところ🏠HPをご覧ください

https://n-salon.org/services/oyako/

体験談

 小児科で発達相談をした時、既に転勤が決まっていたので、子どもの心配事を伝えた後、引っ越し街を離れることも合わせて伝えました。そしたら医師から「引っ越し手続きを市役所でするタイミングで子育て相談もすると良い。街でやっている子育てサポートがあるはず」とアドバイスを受けました。引っ越し後、住所変更などの手続きをする時に医師からのアドバイス通り、市役所で子どもの相談をしたところ、親子の居場所と育児を相談できる場所の紹介を受け、通うことにしました。そこの先生達と話していく中で、次男は『親子の家』に預けられると教えてもらい、問い合わせをしたところ空きがあったので週数回次男を預けています。4月から長男も幼稚園に通い始めたこともあり、一人で行動できる時間を作ることができました。

 家庭では実家とテレビ電話で繋がる時間を作っています。会話するわけではないのですが、母と時間を共有していると思うとホッと安心できます。

 先日、買い物中子どもがお菓子を食べたいと大泣き。店内で泣かせるわけにもいかないので、お菓子を買ってしまいました。我慢も大事とわかっているのですが、泣き声で周りの人から責められるかもしれないし…高価な物でもないし…。買って泣き止み、私も周りの目が気にならなくなるので良いかなと…今は親子で心地良い時間を過ごす方法を模索中です。

アドバイザーの方のコメント

 聞いていて『素晴らしい!』と思うくらい、相談が上手く繋がりましたね。お母さんの気持ちを話す力・アドバイスを聞き入れ実行する力・相談を受けた人が提案しても良いのかなと感じるような柔らかい雰囲気が今の結果に繋がっているように思います。自分の時間も確保できてきたとのことなので、その時間はぜひ自分のために使ってほしいなと感じました。

 最後に話していたお菓子の件ですが、対応は正解!だと私達は思います。お母さんが悩み出した答えによって、結果お子さんが泣き止み、お母さんの気持ちも楽になったのであれば、それは良い選択だったのではないでしょうか。

 たまに『もっと早く相談していれば…気づいていれば…』と後悔する方がいるのですが、その時出した答えが正解だと私達は思い、お母さん達を応援しています。

最後に・・・

 以前、ここナプ公式LINEから『転勤してきたばかりなので街のことが知りたい。子どもが遊べる場所を教えてほしい』という問い合わせがきたことがありました。引っ越し先は未知の世界。不安を抱えている方もいるかと思い、引っ越し後の生活ヒントが詰まった体験談をご紹介しました。心配な事もあるかと思いますが、自然がいっぱいの釧路を楽しんでもらえたら嬉しいです。釧路の夕日は今日もきれいです。

次回のご参加お待ちしています♪

アドバイザーはこの方々!音声付き自己紹介があります。ご覧ください。

「先を急がず、ていねいに、楽しく」子育てラクダ研究所で考えていること – FFP