2022年4月23日

茶話会開催レポート

 参加者:保護者1名・アドバイザー含むここなぷスタッフ

❁茶話会の様子

今回は小学6年生を子育て中のお母さんが参加してくれました。興味も視野も広がる学齢期の後半。周りが見えてきた分、友達との意見の食い違いや「どうしてお兄ちゃんは良くて僕はダメなの?」「友達の範囲は?」など、思わず大人も答えに詰まってしまうようなことを疑問に思う年頃に突入した様子です。

そこで、子どもが抱え始めた疑問と子どもが考え出した行動にどう向き合う?が話題にあがりました。

参加者の方の考え

〇子どもの考えはまずは聞き、気持ちを受け止めながらも、相手の気持ち・親の考えも伝えています。

・兄と自分を比較した時は兄に『体験談』として昔あったことを話してもらいました。その時はオンラインゲームの話をしていて「今振り返ると、ネット上の人と会話しながらゲームをすることは、年齢には合っていない遊びだったかも」という内容でした。

・ゲームのことで意見が親子で食い違った時には釧路市で決めている遊び場や時間のルールを活用することもあります。オンラインゲームのルールも出ているので、現在決められているルールに沿って説明をしてみました。

・『相談する力』がついたら今より過ごしやすくなるかも…と思う時があります。

アドバイザーの方の考え

・このくらいの年齢になると、心も体も守られた安全な生活(基本的な生活を整える・交友関係の中で「物を買ってこい」などといった言動の暴力を受けていないか・していないか)をサポートしながらも『大人は見守る・本人に任せる』ことが子育て方法の一つに入ってくるかもしれませんね。

ただ、この『見守る・任せる』は簡単にできることではありません。お子さんと向き合うことはすごい労力が使われると思います。お母さんが子どもを守っているように、お母さん自身の心と身体も労わる必要があります。茶話会を利用して溜まっている思いを話したり、最近は釧路市内に託児所も複数できていますし、障がいがあるお子さんを子育てしている時には障害福祉サービスを使って子どもと別の時間を過ごす等してリフレッシュしながら子育てしてくださいね。

・子どもが相談する力を身に付けるためには【行動を言語化できる】ことがポイントになってきます。普段、家庭でやり取りしている中でその力はついていきますので、今まで通りの関わりを続けると良いかと思いますよ。

最後に・・・

大人になりつつある子どもの姿に首を傾げてしまうようなこともありますが、一人でできることが増えた分、心配ももちろん!楽しみも増えていくのが子育てなのかもしれませんね。『本当に本当に子育てお疲れ様です』と心から思い、参加者さんがお子さんを思う気持ちに心がほっこりした茶話会となりました。

 

次回のご参加お待ちしています♪

アドバイザーはこの方々!音声付き自己紹介があります。ご覧ください。

「先を急がず、ていねいに、楽しく」子育てラクダ研究所で考えていること – FFP