(8)永久のバイブル「設立趣旨書」

 ネットワークサロンについて「何をしている会社ですか?」と尋ねられた時に正確に答えることは実は簡単ではありません。事業内容だけをみると障がい者福祉サービスを多く行っているために、障がい福祉事業所だと思うでしょうが、実は違います。今のスタイルでいくとサービス提供のウエイトが大きくなっていますが、福祉サービスを提供しようとして発足したわけではないのです。

 当初からの3つのコンセプトは①人と情報の出会いの場②元気の充電の場③夢を語り実現する場であり、まぎれもなく「地域づくりのためのマネジメントを行うため」に創設された法人なのです。つまり、地域に埋もれている「生活する上での困難さ」に真剣に向き合い、決して他人事にせずに、自分たちの力で解決するために活動する、そのためにあらゆる手立てを尽くすことを目指しています。それは、NPO 法人を設立する際に提出する「設立趣旨書」に今も決して古びることなく表現されています。

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