2022年11月開催

茶話会レポート

 参加者:保護者3名・託児1名 アドバイザー含むここなぷスタッフ

❁茶話会の様子

 今月は5日(土)と19日(土)に茶話会を開催しました。

偶然!それぞれの開催日に、先月受けた発達検査の結果が出たという方々がそろいました。そこで、発達検査を受けたきっかけと感想をお母さん達に教えてもらっています。その後、アドバイザーの方に結果表の見方を解説してもらい、個人が持っている強み(長所)や考え方の特徴について話し合いました。

発達検査を受けたきっかけ

 (発達検査は得意なことや考え方の傾向を調べるためのものです。障がいの有無や診断名がわかるものではありません)

・子育てをしていく中で、子どもの発達に違和感をもつようになりました。スマホで色々調べていくと、もしかしたら何か診断がつくのかも…と思い、医師に相談したところ発達検査を進められました。

・小学校入学をきっかけに発達検査をしました。

・自分自身(母)が生活していく中で得意なことや苦手なことに差を感じていたため、受けてみました。

発達検査を受けてみて感じたこと

・今まで子育てをしながら感じていた違和感が数値と文章で現れたことで安心した気持ちが強かったです。『受けてみて良かった。』と思っています。

・結果表を学校に提出し、先生と共有することができました。

・子どもの検査結果を見て、自分自身にもある得意なことや苦手なことを振り返ることができました。

・1時間程度の検査で本当に子どものことがわかるのか、少し疑問に思いました。検査している様子を見ていたら、自宅ではできることができなかったりもしていたので…

(担当者の感想)

・参加者の方の感想の中にもありますが、約1時間の検査で100%の力を出し結果を出すことは難しいかもしれません。慣れない状況では緊張しますし、当日のメンタルによっても本来の力が出せない事もあり、予想と違った結果がでることもあるかと思います。

発達検査の良い所は、①考え方の特性(耳で聞くことが得意・目で見る方得意など)を知る事ができる。②強み(長所)を知り、さらに伸ばす方法を知ることができる。ことだと思います。子どもの姿や自分自身の生き方に違和感を感じた時は、理解を深めるものとして活用してみるのも良いかもしれませんね。

・育ち方の特徴で視覚優位(目で見た絵や文字・見本の行動から新しいことを覚え、理解することが得意)な人は、そこに言葉での情報もプラスすることで、聞く力(口頭で示された状況への理解)が伸びるとも言われています。例:おにぎりを思い出した時⇒映像を思い浮かべた後、米は白い色・海苔はなし・炭水化物・エネルギーになる…など思い出す言葉を増やすことで、言葉を聞いて理解する力をつける練習になる

 検査結果表をもらった後に、結果をどのように受け止め・数値をどのように解釈したら良いか困ったときは、茶話会の中で解説することもできますので参加時にご持参ください。

発達検査はどこで受けられるの?

・医療機関 ・療育施設 ・児童相談所 ・少年鑑別所  など…

気になった方は最寄りの機関、または学校の先生や特別支援教育コーディネーターに問い合わせしてみてください。

次回のご参加お待ちしています♪

アドバイザーはこの方々!音声付き自己紹介があります。ご覧ください。

「先を急がず、ていねいに、楽しく」子育てラクダ研究所で考えていること – FFP