2022年12月開催

茶話会レポート

 参加者:保護者6名・学生1名・託児2名 アドバイザー含むここなぷスタッフ

 12月は6日(火)と17日(土)の2回開催しています。保育園・学校・療育施設・4カ月検診でチラシを受け取り参加を決めたという方々が集まり、子育て・家族のことや日頃感じている保育・療育サービスについての話し合いをしました。また、今回は発達障がいに興味があるという学生も参加してくれています。保護者の方の話を聞き共感することもあったようで、「当事者の方たちの話をもっと聞きたくなった」と感想を教えてくれました。

 

❁6日の茶話会

 こんな保育・療育・医療サービスがあったら良いな・・・意見交換をしました!

・今、釧路市で18歳までの医療無料化の話しが出ているので、このまま話しが進み決まってくれたら良いですよね…!入院時も役立ちますし、ADHDの子どもが飲んでいる薬代も高いので…無料や減額になったら助かるな〜。

・市内に病児の預かり施設が増えたことを嬉しく思いました!仕事のシフト上、開業時間と託児の希望時間が合わないこともあるので、ニーズに合ったサービスを受けられると働きながら子育てしやすくなると思っています。

・乳児を預けられる事業所が増えたら良いな。

・親自身が体調不良の時に子どもを預けられる事業所があったら良いですよね…感染症対策で以前より託児できる条件が厳しくなっているので、預け先が見つかりません。

・幼児期は運動や言語のリハビリ施設があるけれども、就学後通えるリハビリ施設がないので今後が心配…なので、子どもが運動できる場所を作りたいと考えています!その場所には、理学療法士にもいてもらい、アドバイスを受けられる環境も作っていこうと考えています。

・子どもの時から色んなタイプの子ども同士が関わることが、大人になった時の過ごしやすさに繋がっていくのでは…発達にデコボコがある子もない子も、一緒に遊べる場所があったら嬉しいな。

(担当者の感想)

 参加されたお母さん達から、これらの想いが現実になるにはどうしたら良いのか…と普段から考えている様子が伝わってきました。考えている事や思っていることは、叶うかどうか…ではなく発信していくことが大切になるかと思います。必要な意見もなかったことになってしまってはもったいないので、また機会があれば、たくさんの意見を聞かせてください!

心地よく子育てができるような環境を整えるには、ここナプでどんなサポートができるのかを改めて考えることができる茶話会となりました。

❁17日の茶話会

 お昼ご飯を食べながら、ゆったりお話し・・・♪

10:30〜14:30までの時間帯で昼食付き茶話会を開催しました。パンとシチューを食べながら、いつもよりゆったりと皆さんとお話しでき、普段感じているお子さんへの思いや実家との関係、自分自身の行動や考え方の癖について話し合うことができました。特に参加者の皆さんで関心が集まった話題は「自分の話した悩みで、他のお母さんを傷つけているのではないか…と心配になる。」「気持ちを話した後、自分の発言は良かったのか…と一人反省会をしていた。けれども、この気持ちを茶話会の中で話したことで、前回の参加後は振り返りをしないで済んだ。」といった内容でした。この考えには、今回参加した学生も共感できる部分があったようで、頷きながら話を聞いてくれていました。

(担当者の感想)

 茶話会を開催していて嬉しく思う瞬間の一つが参加者の方達から「たくさん話した~。」「スッキリした~。」との言葉が聞けた時です。普段感じていることがあれば、また茶話会に参加してください。そして、少しずつここナプの茶話会が地域の方々に広まり嬉しく思っています。送迎サービスも実施していますので、移動手段にお困りの方はお声かけください。

 

次回のご参加お待ちしています♪

アドバイザーはこの方々!音声付き自己紹介があります。ご覧ください。

「先を急がず、ていねいに、楽しく」子育てラクダ研究所で考えていること – FFP