2022年9月2日

茶話会開催レポート

 参加者:保護者3名・アドバイザー含むここなぷスタッフ

❁茶話会の様子

今回は保育園児・小学生・中学生以上を子育て中のお母さんたちが集まりました。それぞれの年代ごとで抱える悩みは違いますが、どの家庭でも共通で考えていた『親子の距離感』と『つい、うっかりしてしまうこと』について話し合いました。

どうやって保つ!?親子の距離

子どもが泣き止まない、親と子どもで考えが違いお互いにイライラしてしまう…。こういう時は【距離をおく】のが良いと言われていますが、同じ家にいたら泣き声は聞こえますし、時間に合わせてご飯を作って、寝かしつけて・・・「距離をおきたくてもムリ」という時はないでしょうか?そこで、今回参加してくれたお母さんたちにどんな方法で距離をおいているのかを聞いてみました。

お母さんたちが実践中。この方法で距離をおいています

・小学校3年生の娘は『学校に行かなきゃいけない・でも行きたくない』という葛藤を抱えているのですが、「学校を休んでも良い」と伝えても気持ちが落ち着かずイライラしている時があります。そういう時は一緒にいても上手くいかないので、子どもと向き合う時間と離れる時間を決めています。「〇時になったら、お母さんは外出するから」と伝えると、登校を選択したり、一緒に外出すると言ってきたり、子どもが自分で考え次の行動に移すことが多いです。

・素直に気持ちを伝えることをしています。「お母さん今、悲しい気持ちだからそっとしてほしい」などと伝えることをしています。

これに対するアドバイザーの方の考えは・・・

・時間を決めて関わるのも、状況を言葉で伝えるのもとても良い方法ですね。イライラしている気持ちを隠して関わっても、子どもには伝わってしまいます。思わず怒ってしまうこともあるかと思いますが、違う人間が毎日を一緒に過ごしているのだから、そんな日もあるのが当たり前で、必要以上に自分を責めなくて良いと思いですよ。強く言い過ぎた時は「ごめんね、言いすぎちゃった」と伝えたら良いですよ。中には『つめたい母・対応できていない』と落ち込む方もいるのですが、距離をおくことで一度その状況がリセットされるので思いのほか、スムーズに物事が進むこともありますよ。

つい、うっかり・・・💦

後半はアドバイザーの知人が巻き起こした『つい、うっかり💦というエピソード』を紹介してもらいながら障がい特性を理解したり支援の方法を考えたりしました。参加された方々も私にもそういうところがある〜!と、うっかり自慢で盛り上がり…!つい、うっかりから生まれた失敗も、こうして気軽に話して笑い合えたら、気持ちが楽になりそうです。『実は!私だけではないのね』と、安心できる時間を分かち合えた茶話会となりました。

次回のご参加お待ちしています♪

アドバイザーはこの方々!音声付き自己紹介があります。ご覧ください。

「先を急がず、ていねいに、楽しく」子育てラクダ研究所で考えていること - FFP