6月マッチング交流会と総会の報告

毎月、実施後すぐに報告を書こうと思ってはいるのですが…いつも、ズルズルと遅れてしまい、翌月になってしまっています。

おまけに、先月のマッチング交流会は緊急対応が入り、全く身動きがとれずに、欠席となってしまったため、録画をようやく見ることができたので、報告します。

同時に、6月は法人の総会も実施されましたので、そちらも併せて報告します。

〇今年度の目標

総会において、提案し、承認された運営方針と重点目標は以下の通りです。

【運営方針】

昨年度に引き続き、法人のマネジメント体制の強化に取り組んでいきます。昨年度に一定の成果を得られたマッチング交流会を引き続き継続しますが、マンネリ化しないような工夫を考えていきます。また、事業の相互理解や交流を促進するための、横断的な取り組みをさらに広げていきます。同時に昨年度に取り組むことができなかったケアの質向上についても、実働できるようにします。具体的にはアセスメントや支援方法について考える機会を事業所横断的な人が混ざりあって行う機会をつくること、それを個別支援計画作成や支援記録などに反映していくこと、研修機会を設けていくことなどを想定しています。

事業所建物設備の老朽化による環境整備や職員の世代交代も必要となっているので、財務状況の確認をこまめに行いながら、必要に応じて持続可能な事業運営のための投資的な修繕や環境整備、人材発掘・育成、広報・宣伝などに取り組みます。

休眠預金事業が助成金の最終年度となることもあり、モデル事業の戦略的な継続のため、子ども・若者支援、自殺防止対策、孤独・孤立対策、女性新法など、政策の動向も把握しながら、新たな助成金やプロジェクトの企画提案、連携団体や行政との連携を進めていきます。

【重点目標】

①各事業所のマネジメント強化のための連携や体制づくり

法人全体としてマネジメントを担う人材が慢性的に不足していることを踏まえて、事業所の枠を超えてマネジメントに関わる職員が連携できる機会を増やしたり、育成する仕組みを作るなど工夫をします。具体的には個別支援計画の作成を通じた学びの機会を定期的に設ける予定です。

②意図やねらいを明確にする現場づくり

日々の業務について、意図やねらいを説明する機会を設け、意識をもって業務にあたることができる仕組みづくりを行います。無意識に起こる虐待などの人権侵害、職場のハラスメントやチームワークが機能しない状況などに陥らないよう、自らの役割や任務を振り返ることができるような取り組みをつくっていきます。

③事業を横断した子ども・若者支援の推進

法人として大きな役割の一つとなっている子ども・若者支援について、すべての事業所の資源を生かして、引き続き、取り組んでいきます。地域からのニーズに応えると同時に法人の担い手を育成する上でも重要であるとの理解を広げていきます。

〇マッチング交流会をつなぎめに

運営方針にも書きましたが、毎月実施している「マッチング交流会」をより効果的に実施するために、さっそく6月から役員さんに声をかけることにしました。今年度、役員改選の年で、長年監事(主に事業に関する監査をしてくださっていた)を務めてくださった岩渕さんが退任され、代わって鹿児島で地域福祉事業を実践している鶴田さんが就任されました。ここ数年で、これだけリモート活用が進み、遠方の方でも無理なく監事をやってもらえるイメージができたことと、マッチング交流会を毎月リモートで実施していることで、事業の進捗も報告できることもあり、今回は新監事の鶴田さんに参加していただきました。

これを機に、今後、釧路と鹿児島でリモートを活用して何かできることがあれば、考えてやってみようと思います。手始めに職員研修あたりから何かできないだろうかと思っています。

来月は10年ほど前にネットワークサロンが立ち上げを手伝った標茶のNPOの代表(ネットワークサロンの会員さんでもある)がマッチング交流会を見に来てくれる予定です。

私としては、基本的に誰が見に来てもいいものとなって、サイト上で毎月申し込みを受け付けて、いろいろな人たちが見に来ることができるようにしたいと思っています。