暑中お見舞い

夏休みも始まり、全国的に暑い日々が続いているようですが、日本でもっとも涼しい釧路もクーラーがほしくなるような日々です。

イベントのお知らせ Nフェス

ネットワークサロンはNPO法人です。(当たり前ですが…)

1998年に特定非営利活動促進法ができて、市民活動に根差した活動が法人格を取得できるようになり、その後、2000年から福祉分野で基礎構造改革によって、福祉サービスの提供が広がったことで、NPO法人が広がっていきました。

そんなNPO法人の創成期の2000年にネットワークサロンは誕生しました。

今では障がい福祉の事業を多くやっているため、障がい福祉事業所だと思われがちですが、そもそもは誰もが自分らしく生きていくことができる地域社会を市民の力でつくっていくことを目的とした市民活動の組織です。時期を同じくして、地域で福祉的な取り組みをしていた団体がNPO法人を立ち上げたり、教育や自然保護、街づくりなどいろいろな分野においても同じようにNPO法人化が進んでいきました。

そこから、20年以上の年月が経ち、福祉サービスの市場化は急速に進み、公益法人法の改正によってNPO法人は多様な法人格の一つとなりました。

私はそんな時だからこそ、市民活動やNPOの本質が問われているように日々、感じています。

今年の10月28、29日の土日に札幌でNフェス(北海道NPOフェスティバル)2023が開催されます。

https://n-fes2023.studio.site/

NPOの意義や役割について、いろいろな人たちが出会うこと、語り合うことで見つけようとするイベントで、誰でも気軽に参加できますので、興味のある方は参加してみてください。

先日、サイトの中のNPORadio企画で声がかかり、私が感じ、経験してきたことを自由に話しました。(8月2日現在)まだ、アップされていないようですが、今後、紹介される予定です。

日本郵便  年賀寄付金事業 釧路ものづくりネスト

今年度の助成事業として「子ども若者のための暮らし創造体験拠点の整備と体験プログラムの提供」を行っています。

これは、虐待や発達障がい等の理由で生活体験が少なかった子どもや若者たちに、暮らしに根差したものづくり体験の機会を提供することで、生活スキルの獲得を促し自立の土台をつくる手助けを行うものです。

これまでの若者支援から少し発展させて、地に足の着いた暮らしに根差した体験の機会を提供し、そのことによって地域とのつながりも作っていこうとしています。

法人が長く借りている古い一軒家を物づくり拠点として、自分たちの力で整備することを含めて、少しずつですが物づくりを進めています。

活動の一環として地元のFMくしろのラジオで活動の広報を行っていますので、ぜひ、聞いてみてください。

https://spotifyanchor-web.app.link/e/nSTMWy0mqBb

今のところ手芸(レジンアクセサリーづくりほか)、木工(法人事業所から頼まれたワゴンほか)、修繕作業、園芸(農作物の栽培、花壇づくり、芝生の整備など)、食品加工(バジルペースト、ジャム、アイスクリームづくりなど)に取り組んでいます。

今週から本格的に拠点の修繕作業を業者さんに教えてもらいながら、若者たちが担い手になって、進めていく予定です。

拠点の修繕は考えれば考えるほど妄想が広がり、エコトイレを導入してみようか、1階の居間を土間にしてピザ窯をストーブ代わりに置いたらどうか(これは、他の人たちにまったく賛同されなかった…苦笑)など、自分たちで使うところを考えて自分たちで作っていくことに勝手にワクワクしています。(と言っても、私がそんなに手伝えるわけでもないのですが)

若者たちに「ものづくり」を教えてくれる人の招へいや、ものづくりを釧路に来てやってみたい若者の体験受け入れもしますので、興味ある方はインスタにつながってもらえたらと思っています。