ネットワークサロンの前身が「マザーグースの会」という障がい児を持つ親の集まりであるということを知っている人はどれくらいいるでしょうか?1993年に堀口クリニックの堀口先生と障がい児を持つお母さんたちが立ち上げました(2013年に活動20年を機に発展的に解散しました)。私はその1年後に活動一周年の報道する新聞記事を見て入会しました。ちょうど長女の発達が遅れていることが判明した時期でした。

その後、親の会活動にハマってしまった私は1998年にマザーグースの会で「みんなのゴキゲン子育て」というガイドブックの編集を経て、1999年に人と情報のたまり場「療育サロン」というスペースを開設しました。これが、まさしくネットワークサロンの原点となります。

この原点がスタートした場所は日進小学校(今の釧路小学校)の向いにあった稚園&教会の建物です。今は、その時の建物は取り壊され小さな新しい教会になっていますが、そこが「ネットワークサロン発祥の地」というわけです。その地での電話番号が44-3715。(よし、みないこう!)と読める何とも語呂のいい番号で今でも覚えています。電話の新しいシステムの導入でその番号が今に引き継げなかったのがとても残念です。

 幼稚園の移転が決まっていたので借りることになったのですが、スタート当初はまだ移転前で幼稚園と同居状態でした。私は幼稚園の裏口から、園児たちの間をぬって階段を上がり、複雑な建物の中3階のような秘密の部屋で「サロン」を始めました。パソコンを1台買って、のんびりと過ごし、訪れてくれる人たちを待って招いておしゃべりをするという毎日でした。

 日進小学校の向いということもあり、スタート当時から日進小学校の特学の親子がよく遊びに来てくれました。その子どもたちもみんなとっくに成人になっています。近所に住んでいたラーメン好きなTHくんは本当によく親子で来てくれました。この頃のいろんな出会いがネットワークサロンの基礎になっています。

※「みんなのゴキゲン子育て」は2004年にネットワークサロンで改訂版を編集しました。残部が実はたくさんあります。資源などの情報は古いですが、今読んでも、障がいをもつ子どもを育てる家庭の気持ちや歩む道などはよくわかります。また、障がいのない子どもを育るうえでも重要なことが多く含まれています。18年前の社会資源がどのようなものだったかもわかり、いろいろな意味で面白いものだと思います。

 興味ある方は送料のみで好きだけ差し上げますので、お問い合わせください。