投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2021-01-03 12:11:46 (51 ヒット)
新着情報

新しい年が明けました。
昨年もいろいろとお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。
実は年末の12月26日にネットワークサロンは法人設立20周年を迎えました。
20年…長いようであっという間だったような気がします。

〇グループホームの拡充
 10月からコミュニティホーム大川の隣にあるコーポ大川を一人暮らしタイプのグループホームとしてスタートしました。また、集団生活が苦手な人向けにマンションを活用した2名定員の小さなグループホームも解説しました。
数年前まではなかなかグループホームが増えない状況もありましたが、最近は市内でもグループホームが次々とオープンしています。ただ、重度の身体介護や行動面でのサポートなどを必要とする方たちも安心して利用できるようなグループホームまでは難しいようです。実際に自分たちが運営することを考えても、人の配置を中心として運営がとても大変だなぁと想像します。相談支援事業のサポートに入ることが多くなりましたが、親亡き後やケアをしてきた家族がケアできなくなりつつある際の代わりとして、まだ施設入所という選択をイメージする人が多いように感じています。一方では、アットホームでこれまで暮らしてきた家での暮らしにできるだけ近い形を希望する声もあります。
ネットワークサロンが創設された20年前は地域サービスがほぼなかった時代ですが、最終的な住まいの場としての入所施設という理解は変わっていないのはなぜだろう?もっと身近なところで当たり前に暮らすことはできないのだろうか?といろいろ考えています。今年29歳になる全介助の長女の介護事情が年々厳しくなる現実にも直面化しているので、地域で安心して暮らすというテーマの深さを再認識しています。

〇若者自立プロセス資源化モデル事業
 居住支援、生活支援、就労支援、自立のためのプログラム開発を含めて生きづらさを抱えた若者たちの自立プロセスを確立するための3か年プロジェクトの1年目ですが、試行錯誤で進めています。
居住支援:下宿、社宅の提供、近隣の無料のシェアハウス、空き拠点を活用した居住支援が広がっています。
生活支援:食事提供、相談支援など 個々の必要に応じて日常生活のサポートを行う
就労支援:手当付きの現場実習、個別就労支援プログラムの提供、個々の特性や状況に応じて現場のニーズと若者たちの可能性をマッチングする配慮就労など
プログラム開発:サバイバー研究会から発展して、通信セミナー「私を生きるスキル」シリーズのグループ受講は支援関係者や遠隔の若者含めて25名で情報交換や学びの場を提供し、大きな手ごたえを感じています。東京から来たインターンシップの大学生がザックルで映画鑑賞を継続的に行ったり、そこから人生を聞く・語る会の開催、春採拠点を新たな共同生活拠点としてリニューアルし、感覚統合プログラムなども検討中です。また、大川拠点に「図書室つづく」を開設するための準備も進めています。物づくりや厨房を活用した料理プログラムなども試行する予定です。
体験や移住の推進:以前より関係機関等から依頼を受けて取り組んできましたが、ネットの居場所ポータルサイトや若者同士のつながりによる移住も加わっています。今年度は関係機関から1名、ネットの居場所から2名、メンバーつながり1名、体験滞在3名となっています。
広報活動:専用サイトとPR映像作成を年度内にする予定ですが、まだ途中です。PR映像については若者つながりで東京にて映像と音楽制作をしている方が担当してくれることになり、11月末に撮影のための訪れ、素材をたくさん撮っていきました。

こうした動きに連動する形で、道が推進している移住促進事業の移住支援金の指定業者としての申請を行い、専用の求人サイトに求人を出しました。今のところ反応はありませんが、別ルートでの呼びかけを模索中ですが、死にトリやSNS、関係者やメンバーつながりで徐々に人材がつながっていることから、そうしたつながりも大切にしながら周知をする予定です。
特定非営利活動法人地域生活支援ネットワークサロン の採用・求人|かんたん求人作成 (kantan-kyujin.com)

〇ICTの活用
 介護現場の処遇改善の一つとしても推進されているICTの活用ですが、徐々に取り入れています。もともと、ヘルパー業務の管理については先駆けて取り入れていたのですが、法人全体としては6月からLINEWORKSという情報共有のツールを導入し、正職員全員に業務用携帯を配布しました。また12月からはジョブカンという勤怠管理システムの導入もスタートしました。
 昨年はコロナの影響もあり、ITの活用が格段に進化した年でした。私自身、出張がほとんどなくなり、リモートの会議や打ち合わせなどの仕事が増えました。今後はそうした技術をうまく活用することはますます必要とされると思われます。とても便利である一方でデメリットもあると思いますので、よく考えながら活用したいと思っています。
 道具は使うもので、使われてしまってはいけない…と肝に念じたいものです。


投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2020-09-04 14:44:26 (364 ヒット)
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早くも9月になりました。
最近の様子をお伝えしたいと思います。

〇子ども・子育て支援拠点をリニューアル中
 総会のお知らせでも紹介しましたが、配慮が必要な子どもたちや子育てをしている家族を総合的に応援できるよう、放課後等デイサービスぽれっこ倶楽部と地域活動支援センター親子の家を統合する動きがスタートしました。お盆明けから、鳥取北にあるぽれっこ倶楽部の拠点を増改築中です。広い庭だった敷地を活用し、親子の家の療育スペースを増築し、前庭には人工芝のプレイスペースを作ります。ぽれっこのスペースも少し改修も行っていて、年内には完成の予定です。
 工事期間中は、ぽれっこ倶楽部はすぐ近くにある別の拠点に一時的に移動しています。しばしご不便をおかけしますが、現在の利用者さんやご家族とともにリニューアルの日を楽しみにしたいと思います。また、今の利用者さんたちだけではなく、この先、地域の子どもたちとそれを支える親御さんたちを応援できる社会資源として貢献できるようサービスの充実も図っていきたいと思います。

〇はるにれの里の機関支援を活用して、ケア現場が活性化
今年度から本格的に社会福祉法人はるにれの里が行っている自閉症ケアのコンサルテーションを受けています。毎月3〜5日程度、担当の中野さんが現場に来てくれ、利用者さんの様子をみたり、職員の相談にのってもらったりしながら、自閉症の方たちの一人ひとりの特性理解を共有や検討し、具体的な環境調整の方法、関わり方、使うツールなどを教えてもらっています。先月から生活介護事業所に腰を据えて入ってもらいましたが、少し工夫しただけで、利用者さんの様子がわかりやすく変わるのを目の当たりにした様子です。先日のスタッフミーティングで職員から「利用者さんも職員も活性化した」「利用者さんのリラックスした様子や楽しそうな表情を見て、事業所に来てもらう意義が見いだせた気がする」「利用者さんの可能性が見えてきた。新しいアイディアを出していこうと思って、ウキウキ感がある」「これまであまりにも支援方法を知らなかった。恥ずかしい。」など、率直な感想と前向きな声が出ました。
今月は生活介護に続いて、グループホームにも手厚く入ってもらう予定です。担当の中野さんとはいろいろな話をしますが、技術や知識としてもプロなのはもちろん、それ以前にまなざしや姿勢など当事者の方たちと向き合うマインドにいつも共感しています。支援には絶対的な正解はないですが、支援者が至らないところがあると自覚しながらも、前提として利用者さんのQOLに貢献したいという気持ちをもっていれば、何かをきっかけや手掛かりにしてケアの質を向上させることができると実感しています。今後も外部の力も借りながら、支援者や支援現場が利用者さんとともに成長し続けていきたいと思います。

〇いんくるが体制強化をしました
相談支援事業所のいんくるが、相談支援事業所りずむの事業休止にあたり、担当していた相談の多くを引き継ぐこととなり体制を強化しました。相談支援事業所は制度の仕組みとして持続可能な運営が非常に厳しい事業です。制度上、計画作成、モニタリングという特定の業務に対しては報酬が算定されますが、障がいのある方たちの暮らしをトータルに支えるための日常的なかかわり(思いを聞いたり、役所に同行したり、年金や制度のわからないことを一緒に考えたり)は報酬の対象にならないからです。相談員の役割は書類を作成することだけではなく、その書類を作成するために、日常や人生の出来事をともに考え、分かち合い、必要に応じて手助けすることが必要不可欠になりますが、それらを丁寧に行うほど財務的には苦しくなってしまいます。一方で、法人の理念として相談支援はニーズをキャッチする最前線であり、根幹部分にあたり、強化したい部門ではありましたが、なかなか取り組めずにいました。今回、りずむさんから相談がきっかけとなり、若手3名を補助員として配置し、引継ぎにあたることができました。これを機に、改めて地域のニーズを潜在的なところを含めて受け止めて、法人の趣旨でもあるソーシャルアクションにつなげられるような役割を改めて果たしていきたいと思っています。


投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2020-06-28 08:06:58 (604 ヒット)
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3月から滞っていました近況報告をしたいと思います。

〇総会が終了しました
6月17日(水)に今年度の通常総会が無事に終了しました。
昨年度の事業報告、決算と今年度の事業計画、予算案について提案通り可決承認されました。
昨年度の総評と今年度の重点目標について、紹介します。

【2019年度 総評】
概ね重点目標を中心に事業計画通りに進んだ1年でした。6月1日から給与体系、就業規則を改定し、キャリアパス制度、ICTの導入による職員の処遇改善や職場環境の改善を行いました。また、働き方と給与算定を連動させた個々の働き方の明確化に努めてきました。法人必須研修では3つの重要テーマ(虐待防止、リスク管理、法人理解)による振り返りやワークショップを行い、職員の査定を行った上で、処遇改善加算から年度末賞与を支給しました。事業の運営や財務状況は概ね安定した1年でした。
 ただ、人材不足の常態化や多様な人材を現場に受け入れることの難しさに悩まされることも多々ありました。一方では、ネットの居場所事業などによって若者が置かれている社会の現実や課題が顕在化されたり、若者が成長する機会を生み出され、次の展開に向けて手ごたえを感じることもできた1年だったと思います。

【2020年度 運営方針】
新型コロナウイルス感染症の影響を受けながら新年度がスタートしました。
事業所については、多機能事業所(ぽれっと、ワークサロン)の運営を軌道に乗せる必要があります。また、ぽれっこ倶楽部と親子の家の統合によって総合的な子ども・子育て支援拠点づくりを進めます。法人の研修体制は、重点事項に沿った委員会を複数設置や専門家の現場支援等を進めることで教育機能の充実を図り、職員の意識向上やスキルアップを目指します。ICTの導入により情報共有の強化、業務の負担軽減に取り組みます。
休眠預金の事業が今年度からスタートしています。法人として重点的に進めている多様な若者が学ぶ機会の創出や現場とコラボした人材育成をさらに体系的に進めて行きます。
財務的には昨年に引き続き安定的な運営となる見通しです。

【重点目標】
委員会をプロジェクトごとに設置して重要項目を推進
多機能事業所の運営強化
事業を横断した子ども・若者支援の推進
風通しの良い職場づくり

〇ネットの居場所ポータルサイトがTwitterで話題に
先日(6月18日前後)からネットの居場所ポータルサイトがTwitterで話題となり、アクセス数が急増し、アクセスした人数が5日間で40万人あまりとなりました。現場としては嬉しい悲鳴と同時に社会のニーズの大きさやSNSの影響力を目の当たりにしています。


投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2020-03-26 22:42:36 (2660 ヒット)
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いつも法人の活動へのご理解、ご協力をありがとうございます。
3月も終わりに近くなり、遅くなってしまいましたが、2月以降の近況についてお伝えします。

・新型コロナウイルス関連
2月の末からは新型コロナウイルスの関係でとても慌ただしくなりました。
学校が一斉休業になったことから、福祉サービスの提供について懸念の声もありましたが、所轄の釧路総合振興局や厚生労働省からの通知により、感染予防のための対応をしっかりすること等の対応を行うことで、基本的には通常営業を続けています。少し変化があったのは、放課後等デイサービスにおいては、家庭の状況によっては学校が休みになったけれど、家ではいられない子どもたちへの長時間対応もありますが、利用の自粛で利用人数は少なくなっています。ヘルパーの外出の支援については、生活にどうしても必要な同行援護の買い物などはあまり混んでいないお店で買い物するなど、人ごみに出向くような外出は別の場所を提案するなど利用者さんのニーズとリスク管理の両方を考慮しながら、進めています。釧路市から委託を受けている学習支援事業については3月いっぱいまで休止となりました。また、親子の家も利用自粛で静かな3月を迎えています。また、3月から新たに受けることが決まっていた助成金が事前研修の実施が遅れたことにより、執行が遅れています(これが、実は一番残念なのですが)。
 サービス提供にはそれほど影響はありませんでしたが、子育てしながら働いているスタッフは一時的に出勤できなくなってしまったり、お昼休みに抜けて、いったん子どもの様子を見ながら働いていたりと働く側に影響が出ているようです。全国的にも非正規雇用の方には厳しい状況でしょうし、観光業や飲食店にとっては大きな打撃になっていることと思います。地域づくりを行うNPOとしてできることがあれば、検討したいと思っています。

・福祉有償運送の事業者の更新
ネットワークサロンでは障がいをお持ちの方が移動するお手伝いとして、福祉有償運送事業を行っています。これは、通常であればタクシーやバスなど運送業の許可をもらった運送業者(緑色のナンバープレート)だけが、お金をもらって車で送迎することができるところを、そうした一般のバスやタクシーの利用が難しい方を対象に会員登録し、とても安い料金で送迎するもので、市役所が実施する協議会の許可が必要です。また、3年に1度、協議会での更新が必要なのですが、今年はその年にあたり、2月20日に協議会が行われました。実績や運転者や利用者の状況などを報告し、無事に、更新することができました。障がいのある人にとって釧路のように移動手段が限られる地域では車の送迎はかなりニーズの高く、サービスがなければ家族に送迎の負担がずっとかかっていきます一方では運転は事故等、リスクが伴います。また、単価も安く、事業として負担が伴うこともあり、ニーズと負担の間で葛藤があります。有償運送の多くは移動支援や行動援護、同行援護などの外出のサービスと組み合わせて展開することも多いですが、そうしたサービスもニーズが高い割には、単価も安く、柔軟に対応すると不安定なことから、参入する事業者も少なく、申し込みが多くてもそれに応えられない状況が続いています。
 私たちは朝起きて、「今日は天気がいいから、釣りにでも行ってこよう」と思って釣りに行くことができます。でも、障害のある人の場合は一人ではいけないので家族の事情で行けません。そのためにサービスがあるのですが、あらかじめ予約をしなければならないので「今日は天気がいいから〜」という当たり前のことに制限が生じてしまいます。一方では事業者としてはその日の朝に行きたいと言われても困るのが現状で、本当に当たり前の生活に必要なサービスを提供するのは難しいと思ってしまいます。

・放課後等児童デイサービス及び児童発達支援事業(ぽれっこ倶楽部)の自己評価の結果について  
 自己評価の結果を以下の「資料ダウンロード」のページに公表しました。(大変申し訳ないですが、今のところシステムの問題でお使いのブラウザによってはうまくダウンロードできないことがあるようです。スマートフォンであれば、問題なく表示できます。ご了承ください)

 もう少しで年度末です。今年度はここ2年ほどの大変な状況から抜け出して、財務状況含めて少し安定してきました。まだ、人材不足を含めて運営体制には課題がたくさんありますが、少し先が見えてきた感じがします。
 
代表理事 日置 真世


投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2020-02-11 19:37:53 (1350 ヒット)
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いつも法人の活動へのご理解、ご協力をありがとうございます。
2月になりましたので、1月の様子についてお伝えします。

・放課後等デイサービスで自己評価を実施しています
 昨年度から義務付けられた自己評価について、現在、評価シートを配し、作業を進めています。結果がまとまりましたら、ホームページに掲載したいと思います。

・法人全体研修が始まりました
法人の職員を対象とした全体研修が始まりました。本当はもっと早い時期から実施することが本来ですが、運営体制が整わず、時間がかかってしまいました。今年のテーマは「法人理解」「虐待防止」「リスク管理」の3つです。それぞれのテーマについて事前資料(チェックリスとを含む)を配布し、事前課題に取り組んで、グループワークを行っています。幅広い事業を実施している法人なのでお互いに知らない人や事業もありますので、相互に交流し、理解する機会となります。現在、約100名の職員がいますが、そのうちの正職員とケア業務に従事するパートさんの65名あまりが対象となりますが、4回に分かれ、それぞれ3〜4名のグループで学んでいます。今回は理事や監事の皆さんにも声をかけ、今のところ2名の理事と理事が関わっている団体(NPO法人こども遊学館市民ステージ、一般社団法人北海道セーフティネット協議会)の職員の方にも参加いただきました。外部の人たちも入ることで、自分の仕事についてよりわかりやすく説明する機会になりますし、いい刺激にもなります。
今年度は法人としてキャリアパス制度を作り、それに基づいて人材育成も進めています。まだまだ始まったばかりでバタバタしていますが、しっかりした基盤とビジョンを作り、人材育成を進めていきたいと思います。

・リアル居場所in東京が無事に終了しました
 今年度の単年度事業として実施している「ネットの居場所ポータルサイト」の事業においてもっとも大きなイベントとして予定されていたリアル居場所in東京を1月25、26日で府中市生涯学習セターにて開催しました。関係団体との協働もあり、約60名の方たちに参加いただき、盛況のうちに終えることができました。参加してくださったみなさん、協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

 ・学習支援
 2008年に始まった学習支援も今年度で13期を迎えました。スタート当初より、学校での放課後学習サポートや他スタイルの学習支援も市内に増えたことから参加人数は少なめですが、昨年度から釧路市生活福祉事務所と協働で始まった工作教室は大盛況で1月は20名以上の小学生が集まり工作や実験を楽しんでいました。長く学習支援を担当してくれていた職員が今年度で退職しますが、新体制を組んで新年度を迎えます。

代表理事 日置 真世


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